モチベーショングラフのテンプレート(印刷用PDF・CSV)
モチベーショングラフは、時期ごとの気分の高さを線で描き、山と谷の理由を書き出す自己分析の方法です。手書き用のPDFとCSVのテンプレートを用意しました。書き方の4ステップと、架空の人物の記入例もあります。
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- 読む目安
- 約6分
- 書いた人
- 杉本 啓輔
この記事の要点
- A4・手書き用のPDFと、Excel・スプレッドシート用のCSVを無料で配布しています。
- 書き方は4ステップ。線の形よりも、山と谷の理由を言葉にすることが中身です。
- 就活でも社会人の振り返りでも使えます。面接では曲線そのものでなく、山の理由と谷からの動き方を話します。
テンプレートのダウンロード(PDF・CSV)
どちらも無料で、登録は不要です。個人の自己分析や授業・研修での使用はご自由にどうぞ。記入した内容はこのサイトには送信されません。
モチベーショングラフとは
横軸に時間(学年・年齢・職歴)、縦軸にそのときの気分の高さをとり、点を線でつなぎます。目的は、見栄えのよい曲線を描くことではありません。山と谷の理由を言葉にすることで、自分が力を出せる条件と、消耗しやすい条件を見つけます。
使いどころは、就活の自己分析、転職前の棚卸し、異動後の振り返りなどです。点数は自分の中の目盛りなので、他の人と比べるものではありません。
書き方の4ステップ
- 1.横軸を決める。学年・年齢・職歴など、節目で6〜10個に区切ります。細かく刻みすぎないのがコツです。
- 2.点を打つ。それぞれの時期の気分の高さを−5〜+5で選びます。迷ったら、まず0より上か下かだけ決めます。
- 3.線でつなぎ、山と谷に印をつける。大きく上がった所と下がった所を丸で囲みます。
- 4.理由を書く。印をつけた所に、何があったか・なぜそう感じたか・自分が選んだことを書き出します。ここがいちばん大事な作業です。
書き出すのに迷ったら、自己理解ワークシートの問いで、最近の場面を先に思い出してみてください。
記入例(架空の人物「Dさん」)
以下は、書き方を示すために作った架空の人物の記入例です。実在の人の文章ではありません。PDFの2枚目に、グラフつきの同じ例があります。
| 時期 | 山・谷 | 何があったか | なぜそう感じたか | 自分が選んだこと |
|---|---|---|---|---|
| 大学1〜2年 | 山(+4) | サークルの運営を任された | 役割と裁量があり、結果が見えた | メンバーごとに担当を決めた |
| 大学3〜4年 | 谷(−2) | 就活で書類が通らなかった | 何を伝えればよいか分からなかった | 先輩に話を聞き、経験を書き出した |
| 入社3年目 | 谷(−3) | 配属先で方針が何度も変わった | 目的が見えず、積み上がらなかった | 上司に優先順位を確認する時間をもらった |
| 現在 | 山(+2) | 担当を一つ任され、進め方を決められた | 裁量と見通しの両方があった | 週1回、進捗を自分から共有している |
Dさんの山には、どちらも「裁量」と「見通し」が重なっています。谷には、目的が見えない状況が共通しています。こうして重なりを探すのが、このグラフの使い方です。
エクセル・スプレッドシートで作る
- 1.上のCSVを開き、時期・年齢の列と、点数の列に書き込みます。
- 2.時期の列と点数の列を選び、「挿入」から折れ線グラフを入れます(Googleスプレッドシートも「挿入」→「グラフ」で、種類を折れ線にします)。
- 3.縦軸の範囲を−5〜+5にそろえると、PDFのグラフ枠と同じ見え方になります。
- 4.右の列に、山と谷の理由を書きます。メニューの名前は版によって違う場合があります。
PowerPoint用のテンプレートは用意していません。スライドにするなら、先に理由まで書き出してから写したほうが、手戻りが少なくなります。
書いたあとに見返す5つの問い
| 問い | 見るところ |
|---|---|
| 山に共通する条件は何か | 人、役割、裁量、見通し、期限など。山が3つあれば、重なる条件を探します。 |
| 谷のとき、何が重なっていたか | 避けられた条件はあったか。自分ではどうにもならなかったものと分けます。 |
| 谷から戻れたきっかけは何か | 誰の、どんな行動だったか。自分で動いたのか、環境が変わったのか。 |
| 自分で選んだ山か、与えられた山か | 自分から選んだ場面に、大事にしていることが出やすくなります。 |
| 同じ時期、周りからはどう見えていたか | 気分が低くても成果が出ていた、またその逆もあります。ずれは自分の癖を知る手がかりです。 |
山の共通点から、大事にしていることを言葉にするなら価値観リストが使えます。得意なことを具体的な場面に落とすなら強みの一覧も参考にしてください。
就活・転職で使うときの注意
- 曲線を見せるより、理由を話す。面接で聞かれるのは、山のときに何をしたか、谷のときにどう動いたかです。グラフは話す順番を整理する材料にします。
- 谷を隠さない。谷のあとに自分が何を選んだかが、書き方次第で、その人の特徴として伝わります。
- 形に正解はない。平らな人も、起伏が大きい人もいます。点の高さを他の人と比べないでください。
ESや面接の言い方に変えるときは自分の取扱説明書を就活で使う、自己分析の進め方そのものは自己分析のやり方が分からない人へにまとめています。
よくある質問
- モチベーショングラフのテンプレートは、どこからダウンロードできますか。
- このページの「ダウンロード」から、手書き用のPDF(A4・2枚)と、ExcelやGoogleスプレッドシートで使えるCSVを入手できます。無料で、登録は不要です。
- モチベーショングラフをエクセルやスプレッドシートで作れますか。
- 作れます。CSVを開いて、時期の列とモチベーションの列(−5〜+5の数字)を選び、折れ線グラフを挿入します。Excelでは「挿入」からグラフ、Googleスプレッドシートでも「挿入」からグラフを選んで、種類を折れ線にします。メニューの名前は版によって違う場合があります。
- パワポ(PowerPoint)のテンプレートはありますか。
- ありません。PowerPointやGoogleスライドで見せたいときは、先にPDFかCSVで山と谷の理由まで書き出してから、スライドに写すほうが作業が早く済みます。グラフの形よりも、山と谷の理由のほうが中身です。
- モチベーショングラフの点数は、何点をつければよいですか。
- 自分の中の目盛りで構いません。0を「ふつう」、+5を「とても高い」、−5を「とても低い」として、その時期を平均した感覚で選びます。他の人と点数を比べる必要はありません。
- 社会人でもモチベーショングラフは使えますか。
- 使えます。転職の棚卸しや、異動・昇進のあとの振り返りにも向いています。社会人は、職歴の節目(配属・異動・担当の変更)で区切ると書きやすくなります。
- ダウンロードして書いた内容は、このサイトに送信されますか。
- 送信されません。PDFもCSVも、手元で記入するためのファイルです。記入した内容はこのサイトには届きません。
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書いた人
杉本 啓輔
個人事業主。屋号「Pohoda」として、Personal Insight Report を一人で開発・運営しています。
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本ページおよび本サービスは、自己理解とコミュニケーション支援を目的とした情報提供です。医療診断、精神疾患の判定、治療、採用判断、人事評価を目的としたものではありません。